重松歯科医院blog

2017年10月 9日 月曜日

生まれる前から虫歯予防

こんにちは。今回のテーマは、小児の虫歯予防方法の一つをシェアさせて頂きます。 生後、赤ちゃんの口の中は善玉菌だけで、虫歯の原因となるミュータンス菌(MS菌)は定着していません。 理由は、MS菌は歯の表面にしか住めない為、歯の生えてない口の中では存在しにいくいのです。 その為、乳歯が生え始める時期から乳歯列が完成する31ヶ月(個人差はあります)の間、食事時に同じスプ ーンを使って食べさせるなどの行為によってMS菌の感染を受けなければ、歯の表面には善玉菌が十分に 定着して、MS菌が入り込みにくくなります。この期間を[感染の窓]と呼びます。 その為、小児の理想的な虫歯予防の1つとして、子供が生まれる前から歯が生え始める時期の前までに、 母親や周囲の養育者が歯科で専門的な歯のクリーニングや虫歯の治療など定期的に検診を受けるなど、M S菌の除菌( 数を減らす)を行う事が大切です。 検査を受けてMS菌が多い場合は、除菌処置を受け、全ての口腔細菌数に対するMS菌の割合を、正常値で ある0.2は%付近まで下げておくと、感染防止に極めて効果的です。 口の中には悪玉菌ばかりではなく、善玉菌も多数存在しており、MS菌が口の中に入って活動するのを抑 えてくれます。その為、生後歯が生え始めるまでの期間は、MS菌が多い母親とスプーンを共有しても MS菌が歯のない口腔内には定着できず、むしろ善玉菌による細菌叢が受け継がれていきます。 MS菌の感染を必要以上に気にし過ぎてスキンシップを制限するのではなく、歯が生えるまではスキンシ ップによってお母さんから良い菌を移してあげる事も大切です。 しげまつ歯科 福島駅北クリニック

投稿者 重松歯科医院

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