重松歯科医院ブログ

審美歯科のセラミック治療とは?

「審美歯科のセラミック治療とは?」

 

大阪府 大阪市 しげまつ歯科福島駅北クリニック

歯科医師・院長 重松 知宏

https://www.rbds.jp/staff/

 

□セラミック治療とは

皆さんはセラミック治療という言葉を聞いたことがありますか?

 

セラミック治療とは白い陶材を使用した治療のことです。従来。むし歯治療などで、削った箇所には、

銀歯や銀色の詰め物をして、治療を行うのが一般的でしたが、現在では見た目、お口の健康にも良いセラミック治療が注目されています。

 

当院でもセラミック治療を行っており、ご来院いただいた患者様の中で、銀歯や銀の詰め物が気になるという方には、

積極的にご提案差し上げています。

 

□セラミック治療のメリット

セラミック治療のメリットは大きく分けると4つあります。

 

まず1つ目に、セラミックは瀬戸物などの焼き物で使用される素材を使っているので、汚れがつきにくく、変色もしにくいのが特徴です。

 

2つ目に、天然歯と近い色合いを表現できるため、他の歯と自然に調和します。どうしても銀歯だと目立ってしまいますので、

自然な美しさを求められる方はセラミック治療をおすすめしています。

 

3つ目にセラミックは天然歯と同じような摩耗性で、噛み合う対合歯にもやさしく、

顎の関節にも負担が少ないのが特徴です。

 

4つ目は、金属を使用していないので、金属アレルギーの方でも心配なく、治療を受けることができます。

 

□セラミック治療のデメリット

セラミック治療のデメリットは大きくわけると2つです。

 

1つは保険診療外での治療になるため、銀歯や銀の詰め物に比べると費用が高くなります。

また、銀歯よりは強度が落ちるため、強い衝撃で、割れたり欠けたりすることがあります。

セラミックより強度がある銀歯は硬すぎるため、対合歯を傷つけやすく、顎のバランスが崩れやすいとも言われています。

銀歯とセラミックにはメリット、デメリットがあるので、かかりつけの歯医者さんでよくご相談いただければと思います。

 

□銀歯のデメリット

保険内で治療できる銀歯のデメリットについてお話をしたいと思います。

これまで銀歯は当たり前のように治療に使われてきましたが、実は多くのデメリットがあります。

 

1つ目に、審美的に目立つという点です。この点から口を開けて大きく笑うことに抵抗感を覚える方が少なくありません。

口元に自信を持ちたいという方にはセラミックなどの審美的に優れた治療をおすすめします。

 

2つ目に金属アレルギーを引き起こす可能性があります。個人差はありますが、皮膚の炎症や薄毛になりやすいという報告もあります。

 

3つ目に2次カリエス(むし歯)になる可能性が高い点です。

保険診療となるとどうしても精度の高い治療を行うことが難しく、適合がぴったりでない場合があります。

その場合、その隙間からむし歯菌が入り込み、再度むし歯になってしまう可能性があります。

このようなことを繰り返すと最終的に抜歯せざる負えなくなります。

 

4つ目にメタルタトゥーを引き起こす可能性があることです。

メタルタトゥーとは、銀歯から溶け出した銀イオンが原因で起こる歯茎の黒ずみのことです。

歯の根元の歯茎が斑点状もしくは帯状に黒ずみ、変色するため、非常に目立ってしまいます。

 

□銀歯のメリット

銀歯には多くのデメリットがある一方で、メリットもあります。

 

1つ目は保険診療内で治療できるので、比較的安価に治療を受けることができます。

3割負担の患者様でいうと、インレーの場合は約2000円~2500円、

クラウンの場合でも3500円~4500円ぐらいで治療を受けることができます。

 

2つ目に、噛むという機能性においては優れており、自費診療のセラミックと同等ぐらいです。

同じく保険診療内のコンポジットレジン修復より、素材が金属であるため、固くて割れにくいという点も優れています。

 

3つ目に、耐久性です。前述した通りですが、素材が金属であるため、

耐久性には優れており、なかなか割れるということはありません。

しかし、硬すぎるため、対合歯を傷つけてしまうこともあります。

 

□自費診療で使う素材の種類について

自費診療で使う素材には大きく分けて、下記の4つに分けられます。

 

1つ目はセラミックです。これは日本語に言い倒すと陶材(せともの)になります。

審美的には最も優れており、変色もしないので、審美面を一番にこだわる方におすすめです。

 

2つ目はハイブリッドセラミックと呼ばれるものです。

これはセラミックとレジンが混合されているタイプです。

レジンとはプラスチックのことで、このレジンが入っていることにより、

若干の変色と耐久性が若干劣る点があります。その分、オールセラミックに比べると安価になります。

 

3つ目にジルコニアセラミックと呼ばれるものです。

これは一番最近出てきた素材で、最大の特徴は耐久性です。

名前にも入っているジルコニアは人工ダイヤモンドと呼ばれるほど、耐久性に優れています。

そのため、奥歯でも安心して使用することができます。

 

4つ目は金属です。

自費診療で使用する金属は保険診療で使用するものより、貴金属の配分が多くなります(金やプラチナ等)。

その為歯とのなじみや腐食性、耐久性も変わってきます。

 

当院では上記の4つの素材をさまざまに組み合わせた治療を行っておりますので、お気軽にご相談ください。

 

□保険治療と自費治療(セラミック治療)の違いについて

保険診療と自費診療の違いについて説明をしたいと思います。

保険診療と自費診療の大きな違いは下記の2つです。

 

1つ目は根本的な違いですが、治療費の負担が異なるという点です。

70歳未満の方は3割負担、70~74歳の人は2割負担、75歳以上の方は1割負担となります。

一方、自費診療では年齢関係なく、治療金額の全額を負担することになります。

 

2つ目は、治療に使用できる材料に大きな違いがあることです。

例えば、むし歯治療においては、保険診療の場合、銀歯かレジンと呼ばれるプラスチックの素材しか使用することができず、

いわゆる最低限の治療となります。

一方、自費診療においては、材料に制限はありません。

患者様が希望するプランに応じて、最適な素材を使用することができます。

それによって審美的な改善や健康な歯を長持ちさせることができます。

 

 

 

□まとめ

審美歯科のセラミック治療は、保険診療の銀歯やレジン修復とは異なり、審美性や健康面に優れています。

耐久性についても新たな素材であるジルコニアセラミックも出てきており、

審美面、健康面、耐久性全てに優れた治療を行うことができます。

 

また、治療過程においても使用できる材料、治療方法にも違いがあります。

国民皆保険制度(保険診療)は世界に誇る素晴らしい制度ですが、

国民全員皆が同じように必要最低限の治療しか受けることしかできません。

しかし、保険診療には安価に治療を受けられるという大きなメリットもあります。

 

皆さまには保険診療の歯科治療だけではなく、別の選択肢もあることをご理解いただき、

そのなかで最適な治療を選択していただきたいのです。歯の健康は全身の健康と大きく関係しています。

また、何歳になっても自分の歯で美味しい食事を取ることができるのは、人生の生きがいにも繋がります。

 

お口のことがお困りのことがあれば、いつでもご連絡ください。

 

大阪府 大阪市 しげまつ歯科福島駅北クリニック

歯科医師・院長 重松 知宏

https://www.rbds.jp/staff/